小説を書いてお金を稼ぎたい人:小説を書いてお金を稼げないだろうか?小説って本を出すまで収入が0だし、生活が苦しいよな。Web小説を書いても一円にもならないし、書く気が起きない、いい方法はないのかな?
こんな風に考えていた人に朗報です。
小説サイトのカクヨムが小説で収入を得るための新しい方法を計画中で、今秋スタート予定です。
結論からいうと、その方法は2つで、「広告収入」と「読者がお金を払う」方法です。
この記事を読んでわかること
- カクヨムとは?
- 小説で広告収入?!カクヨムの革命的新企画
- 収益化のための2つの方法
- メリットとデメリット
- カクヨムの月間PV数(2019.4.2調べ)
カクヨムとは?
出版大手のKADOKAWAとはてなブログで有名な「はてな」が運営する小説サイトです。自分で小説を書く、読む、伝えるをテーマに2016年にオープンしたサイトです。小説で広告収入?!カクヨムの革命的新企画
以下はカクヨムのホームページよりこれまで小説の執筆によって収益を得るには書籍を出版してその印税を受取るという方法が一般的で、書籍を出版できるかどうか、1か0かの世界だったと思います。今回の取り組みはこれまでの書籍化を否定するものではなく、1と0の間に新しい段階を設け、創作活動の間口を広げることで書籍についてもこれまで以上に拡大させ、創作活動全体を盛り上げていければと思っています。
小説を書いてお金を稼ぐ
これは小説を書く人の大きな目標です。書籍出版に至らなくても、Web小説を書くだけでお金をもらえるシステムは、革命的ではないでしょうか。現時点では企画段階で、あくまで予想にすぎませんが、カクヨムが公表している収益化の2つの方法を見ていきましょう。
収益化のための2つの方法
「収益」と言ってもその方法は様々ですが、カクヨムでは大きく分けて、主に次の2つの方法を検討しています。
1.小説に広告を掲載
ブログや小説家になろうで良く見られる、グーグルアドセンスのような広告収入方式と予想されます。今秋からスタートと、カクヨム公式ホームページで発表されています。2.読者がお金を払う
noteで良く見られる、記事を読む際にお金を支払って読めるようになる方式でしょうか。この方法はまだ企画段階で、具体的には決まっていないようです。メリットとデメリット
主なメリット
- 作家の収入
- 作品数の増加
- 読者の増加
収入はいくら?
例えば、1PVごとに0.1円の報酬が入るとすると、100万PVで10万円の収入ですね。クリック型の報酬も上乗せされるとすると、もう少し収入アップが期待できますが、これは始まってみないとなんとも言えません。Web小説で飯が食える?
ただ、小説はブログと違って、固定ファンがつけばまた読みに来てくれる可能性が高いので、PV数の伸びが期待できます。「ブログ飯」という本が一時期はやり、今でもブログで生計を立てている人は大勢いますが、「Web小説飯」が食える時代が来るかもしれません。デメリット
- 小説が広告だらけになる
- フォロワーキャンペーン
フォロワーキャンペーン
Twitterで毎日のように行われているフォロワーキャンペーンですが、これと同じようなキャンペーン専用アカウントが作られる可能性があります。こういうのはいいことでもあるんですが、悪用されるとフォロワー数の多い作品の信頼性が下がります。フォロワーがすごい多い人の作品なのに、全然面白くない、なんてことがあったら悲しいですよね。
カクヨムの月間PV数
SimilarWebでカクヨムの月間PV数を調べると、7000万PV(1M=1000万. 2019.4.2時点)でした。これは、国内ランキングでは503位と、かなり多い方だと言えます。ただ、国内最大手の小説サイトは言わずと知れた、”小説家になろう”です。
小説家になろうとの比較
自分で調べても衝撃的でしたが、月間PV数14億8000万、国内ランキング21位と、とんでもないサイトですね。カクヨムのPV数のおよそ20倍です。(2019.4.2時点)
小説家になろうは2004年に設立された10年以上の歴史があるサイトで、最近では「君の膵臓を食べたい」や「転生したらスライムだった件」など、人気作品を多数輩出してきた実績もあります。
今後の予想
カクヨム公式発表では、ユーザーの使いやすさを考慮して様々な改善を行った結果、2018年はこれまでの閲覧数が2倍以上に増えてたそうです。
小説家に新しい収入源が生まれることで、こぞってカクヨムに乗り換える可能性はなきにしもあらずですね。
小説家は自分の作品をできるだけ多くの人に読まれたいと思っているので、小説家の獲得がカクヨム人気に拍車をつけるかも知れません。
まとめ
- 小説で稼げる広告収入が2019年秋スタート
- Web小説飯の時代が来る?
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。