【液タブ比較】Artist 15.6 Pro とWacom Cintiq 16のガチ勝負!勝敗は?【入門用におすすめ】

2019年8月14日

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絵が上手くなりたい人;初心者だけど液晶タブレット(液タブ)で描いてみたい。おすすめ入門モデルはないかな?

こんな疑問にお答えします。

結論から言うと、XP-PEN社から2019年1月に発売されたNew モデルArtist Pro 15.6 Pro がおすすめです。

理由は3つ、描きやすさ、液晶の質、価格において他の追随を許さない性能に仕上がっているからです。

かく言う私も初心者の頃にどの液タブがいいのか散々悩んだ挙句、当時発売されたWacom Cintiq 16 と今回ご紹介するArtist 15.6 Pro で散々悩みました。

実際に実機に触れてみて最終的にArtist 15.6 Proに決めたので、今回はWacom Cintiq 16との比較と合わせてレビューしていきます。

ペンタブのおすすめはこちらの記事もどうぞ
>>Deco pro v.s Wacom Intuous pro徹底比較レビュー

この記事を読んでわかること
  • Artist 15.6 Pro レビュー
  • Artist 15.6 Pro と Wacom Cintiq 16の比較
  • デメリット
  • まとめ


Artist 15.6 Pro レビュー


液タブで重視する点は5つ
  • 描きやすさ
  • 液晶の見易さ
  • サイズ
  • サイドボタンの操作性
  • 価格

描きやすさ

こちらの動画をご覧ください。

筆圧感知8192, 傾き感知60°は業界最高水準です。といっても他社も同等の性能ですので正直大きな差はありません。ところが、このArtist 15.6 Proの最大の特徴は、液晶のフルラミネーション加工にあります!通常、液晶画面はガラスの厚みがあるため、液晶と実際に描いてる場所に”視差”が生じてしまい、違和感を感じてしまいます。

ところが、Artist 15.6 Proはフルラミネーション加工のおかげで、この液晶の厚みがほとんどありません。だからストレスなくアナログのようにスラスラ描いてる気分になれます。フルラミネーション加工はiPad Proにも使われおり、最先端の技術が駆使されています。そのため、iPadのような描き心地で液晶に絵を描くことができます。この視差のなさが本当に素晴らしい。フルラミネーション加工ではないものにiPadと同じ感覚で描けると思っていると、まじで違和感を覚えますのでご注意ください。

スタイラスペン

付属のスタイラスペンは充電不要の磁気タイプ(おすすめ)。ボタンが2つついており、右クリックや消しゴム、無効にするなどカスタム可能です。とても軽くてグリップも握りやすいように柔らかいゴムで作られています。ペンケースをそのままペン立てとして利用するスタイルは、絵を描くモチベーションを高めてくれます。

液晶の見易さ


前述のフルラミネーション加工だけでも他を圧倒していますが、その他の性能もみていきましょう。色味は〜でこれまた業界最高レベル。他の類似商品と比べても遜色はないでしょう。私はiMac 2011とMacbook Pro 2017(13inch) を使っていますが、これのちょうど中間くらいの綺麗さです。流石にMacbook Proには劣りますが、それほど気になるレベルではありません。入門モデルとしては申し分のない性能です。

サイズ

15.6インチは日本で最も人気のあるサイズです。
実際に買ってみると、結構でかいな、、と思いましたが、今ではやっぱりこれくらいは必要と感じています。なぜならデカイとやっぱり描きやすいから。私はCLIP STUDIO PAINT を使用していますが、左右のツールバーがあるため意外と描画範囲が狭くなってしまいます。本体の横幅のスペースが少し大きいので横のサイズ感は21.5inchのiMacに近いです。

といっても、Artist 15.6 Proは外枠(ベゼル)が狭くなっており厚さも11mmと、同じ15.6インチの他社商品よりもスタイリッシュに見えます(場所も取らないので結構重要)。実際に書き込める液晶部分と外枠の間に無駄なスペースもないので描いていて気持ちいいです。

>>2019.8月追記。
13.3インチ版も発売になりました!13インチPCと同じ大きさで持ち運びにも便利!15.6インチ版はMacbook pro 2017(13inch) でPCだけのバスパワーで動かせるため、おそらく13.3インチ版も動くと思います。
追記。12インチ版も発売されました!

サイドボタンの操作性


Artist 15.6 Pro本体には8つのサイドボタンと1つのリングホイールがついています。ちなみにWacom Cintiq 16には一切ついていません。ボタンがあると便利な機能を割り当てられるので作業が捗り、時短できます。サイドボタンには、元に戻す、ブラシサイズを変更する、ズームイン/アウトなどの機能が割り当てられ、カスタム自由です。

また、画期的なのがリングホイール。スムーズに動くボタンながらカチカチと感触もあるためブラシサイズの変更など直感的にわかりやすい。動かすのが楽しくなります。

価格

Amazon価格で44,480円(税込)前後で売られています。ライバル製品のWacom Cintiq 16は7万円ほどするので3万円近くの差があります。


Wacom Cintiq 16との比較

まずは下の表をご覧ください。

Artist 15.6 Pro Cintiq 16
液晶 15.6型 フルHD 15.6型 フルHD
筆圧感知 8192 8192
フルラミネーション あり なし
視差 ほぼなし あり 液晶の厚み
価格(公式H.Pより) 44,480円 73,224円

結論から言うと、Artist 15.6 Proの勝ちです。もちろん、Wacomの方が描きやすいなど、描きやすさには個人的差があります。ですが、初めて液タブを購入するなど、デジタルイラスト入門者にとってどれが描きやすいかは、実際に体験してみるまでわかりません。そのため、Artist 15.6 Proを購入して後悔することはほとんどないと思います。

デメリット

US(英字)キーボード推奨です。説明書に記載されていますが、JIS(日本語)キーボードではサイドボタンが上手く動作しないことがあります。例えば、ブラシサイズの+ーやズームインの+ーを設定すると、+が上手く動作してくれません。これは、USキーボードを基準にサイドボタンの初期設定がされているためで、結構痛いです。
(*2020年4月追記、PCをJIS規格キーボードに変えましたがショートカットキーやホイールも問題なく動作しています。デメリットはなくなったかも?)

対処法

デスクトップPCの場合は、USキーボードを接続すると設定通りに動いてくれるので問題ありません。ですが、ノートPCの場合はキーボードを変えることができないので厄介です。キーボードの設定を変えればなんとかなりそうな気はしますが、いい方法をまだ見つけていません。

具体的な解決策はサポートにヘルプを求めるか、割り切ってサイドボタンにはブラシサイズやズームインなど+ー設定が必要なボタンを配置しないことです。ペンツールや消しゴムブラシの切り替えなどを設定は問題なく動作します。

まとめ

Amazonカスタマーレビューなどをよく読むとわかりますが、結論は、この価格でこの性能は買いです。王者Wacomと比較して同性能(むしろ勝っている)で、価格が安い。これ以外を買う理由なんてあるでしょうか?いいえ、見つかりません。

ちなみにArtist 15.6 とArtist 15.6 Proは違う商品ですので、間違って購入しないようにご注意ください。価格は5000円程度の差ですが、断然Proモデルをおすすめしています。

Artist 15.6 Pro おすすめです。

>>Artist 15.6 Proを見る

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