【YouTube攻略】ホワイトボードアニメーションの作り方【VideoScribe】

2019年8月15日

YouTube攻略

t f B! P L

YouTubeを始めたい人;YouTube始めたいけど顔出ししたくないな。手書きのホワイトボードアニメーションはどうやって作るんだろう?

こんな疑問にお答えします。

教育系YouTuber御用達のホワイトボードアニメーション。
メンタリストDaigoさんも利用するなど、YouTubeでも目にする機会が多くなってきました。

今回はホワイトボードアニメーションを初心者でも簡単に作ることができるアプリ、VideoScribeVYONDをご紹介します。

私はこの2つを検討し、悩みに悩んだ末にVideoScribeに決めました。
その理由と、VideoScribeVYONDの比較をご紹介します。

この記事を読んでわかること
  • ホワイトボードアニメーションとは?
  • 2大アプリ比較| VideoScribeとVYOND


ホワイトボードアニメーションとは?

心理学者リチャード・ワイズマンが行った研究により、ホワイトボードアニメーションは、聞き手が普通にトークだけを聞くよりも理解力が15%も増すことがわかりました。

これには、
  • 描かれていくものに集中できる
  • 動くものを目で追う
といった心理効果が働いていると言われています。

確かにYouTubeを見ていると、出演者の表情や声のトーン、話し方に注目してしまいます。もし顔出しせずに声だけで勝負すると、ホワイトボードアニメーションは強力な武器になりそうですね。

2大アプリ比較|VideoScribeとVYOND

まずはざっと、こちらの表をご覧ください。
VideoScribe VYOND
作りやすさ 慣れが必要 直感的
カメラワーク 自由自在 限定的
日本語フォント 利用不可 利用可
画質 ベクター画像利用可 ベクター画像利用不可
無料素材 豊富 豊富
アプリの動作 動画が長いと重い 軽い 
価格 $168/年 $649~$999/年
まとめ 価格が安いが大変 価格が高いが簡単

さて、これだけで決めることは難しいかもしれません。 もう少し詳しく見ていきましょう。

ちなみにVideoScribeで作成した動画はこちらです。


作りやすさ

VideoScribeは時間がかかります。その理由は自由度の高さ日本語フォントが入力できないことにあります。後述のカメラワークに関連するのですが、画像やテキストの拡大や縮小が自由自在というメリットの反面、カメラワークを覚えるのに時間がかかります。一方で、VYONDはパワーポイントのように決まった大きさのスライドにアニメーションを作っていくので、パワーポイントのように直感的に作ることができます。

カメラワーク

VideoScribeのカメラワークは完全に自由なので、アイデア次第でいろんなことができます。一方でVYONDは拡大・縮小など1スライドにつき数回しか使用できないなど制限があります。

日本語フォント

VideoScribeはアプリ上で日本語フォントをテキスト入力することができません。そのため、パワーポイントやillustratorなどで日本語テキストを画像ファイルとして保存しないと利用できません。VYONDは日本語フォントが普通に使えるので、アプリ上でテキスト入力が可能です。

画質

VideoScribeは拡大しても劣化しないベクター画像(拡張子が.svg)のファイルを読み込むことができます。そのためillustratorなどを利用して美しい作品を作ることができます。VYONDはベクター画像が使えないので、拡大しすぎると画質が悪化するのであまり拡大を多用した表現には向いていません。

無料素材

どちらも無料で使える素材が豊富です。特にVYONDではキャラを動かすことができるので面白いですね。

アプリの動作

VideoScribeは動画の長さが2分以上になったり、重たい画像ファイルを読み込みすぎると動作が非常にもっさりになりストレスになります。そのため、動画を1分程度に区切って後から動画編集で繋げるなど工夫が必要です。

価格

VideoScribeは買い切りプランもありますが$800と少し高く、年間$168が一番リーズナブルとなっています。VYONDは2つのプランが用意されており、安い方のプランでも年間$649と非常に高くなっています。この価格を出せるならAdobeのコンプリートプランを契約した方がいいのでは?と思ってしまいそうです。

その他必要機材

声を録音するために、マイクが必要です。
PC内臓マイクでも声は録音できますが、雑音や口の開閉音が入るなどノイズが多くなります。

マイクの種類はたくさんありますが、YouTube収録用の入門モデルはコンデンサーマイクのセットがおすすめです。

まとめ

VideoScribe価格が手頃で自由度が高い、創作の幅が広がるなど拡張性が高いと考え、これに決めました。その分製作に時間がかかりますので、迷われている方は、どちらも無料体験プランがありますので利用してみてはいかがでしょうか?

>>VideoScribe無料体験
>>VYOND無料体験

QooQ