【名著まとめ動画】仕事は楽しいかね?【人生の目標】

2019年6月28日

もう悩まず、楽に生きる考え方

t f B! P L

人生の目標が見つからない人:もういい歳なのに、夢や目標が見つからない。大好きなことを仕事にするにはどうしたらいいんだろう?

こんな疑問にお答えするため、1冊の本を元に動画を作りました。
結論から言うと、「夢や目標なんて必要ありません」

理由は、多くの人が自分が大好きなことが何かわかっていない からです。

私自身も大学を卒業し、社会人になり10年以上たってからようやくこのことに気がつき、日常に新しい目標を見つけることができました。

そんな思いを共有したいと思い、このアニメーション動画を作りましたので、見ていただけれれば幸いです。文章で読みたい方は、この先に書いてありますので読んで下さい。


この動画を見てわかること
  • 夢や目標に対する2つの誤解
  • 誤解1. 人生の目標や夢を持つこと
  • 誤解2. 成功者を模倣する
  • 試すことに失敗はない

仕事は楽しいかね?

本から学ぶ人生教訓。今回ご紹介する本は、様々なビジネスパーソンに愛読されてきた名著、仕事は楽しいかね?です。

今回のテーマは「人生の目標」です。この本は、人が陥りやすい夢や人生の目標に対する2つの誤解と、毎日が劇的に楽しめるたった一つの目標について書かれています。アップルやコカ・コーラなど、偉大な起業家や発明家が何を目標にして仕事をしていたのか、その答えを知ることであなたの仕事や人生観が変わるかもしれません。

内容を10分でまとめましたので、ビジネスパーソンだけではなく人生の目標や夢が見つからないという方は、ぜひ最後までご覧ください。

エピローグ

物語の主人公は35歳のサラリーマンであるマイケル。出張先で大雪にあい、空港に一昼夜閉じ込められてしまいます。そこで偶然出会った老人の思わぬ質問に心を打たれ、仕事の鬱積を晴らします。実はこの老人は、高名な実業家であるマックス・エルモアであることを知り、チャンスだと思ったマイケルは、自分が考える人生の成功戦略について相談します。自己啓発書から学んだことを誇らしげに披露するマイケルでしたが、マックスには響きません。そしてマックスは、人が陥りやすい人生の目標に対する2つの誤解について説明していきます。

誤解1.人生の目標や夢を持つこと

マイケルの考えた人生成功戦略に大きくバツ印をつけたマックスは、こう語ります「人生に目標設定は必要ない。なぜなら、そもそも自分が何をやりたいのかわからないことが多いからだ」

実は、マックス自身も以前は、自分の大好きなことを仕事の目標にすれば良い!と、アドバイスしていましたが、自分の大好きなことが一体なんなのかわからないという人に大勢出会います。

確かに、自己啓発本を読んだ直後は、よし頑張ろう!思考は現実化するんだ!みたいに考えて高揚感に包まれるんですけど、しばらくすると、本の内容を実践したけど、まだ目標や夢が見つからなくてさらに悩んでしまう。ってこともありますよね。だから、人生の目標や夢がないからといって自分は不幸だ、ダメな奴なんだ、なんて思う必要はなくて、目標なんかなくても成功はできるとマックスは言います。

ところがこれに、マイケルは反論します。目標がなかったら仕事の進捗状況の把握や軌道修正ができないじゃないか?

目標を立てるメリット

それは確かに、そうです。目標を立てるメリットは、ゴールを達成するのに必要な人や物、お金といったリソースや行動計画が見えてきます。だけど、ここでいう目標とは、仕事の目標ではなく、人生に対する目標なんです。だから、やっぱり人生の目標設定に依存するのは危険だとマックスは言います。

目標の弊害

もし偉大な発明家や起業家が最初に立てた目標に固執していたら、彼らはどうなっていたと思いますか?コカ・コーラを発明したジョン・ペンバートンは薬売りのままだったし、アップルの最初のコンピューターを作ったスティーブ・ウォズニアックはパソコン作りを趣味で終わらせていたでしょう。

なぜなら、あのスティーブ・ジョブズでさえ、最初からアップルを作る目標なんて持っていないですよね?同じパソコンクラブに所属していた友達のウォズニアックがすごいパソコンを作ったから、これ売ろうよ!って言い出したのがきっかけでアップルを起業した。で、そのすごいパソコンを作ったウォズニアック自身もクラブの仲間に自作パソコンを自慢したかっただけで、売ろうなんて考えていなかった。

同じように、コカコーラを発明したジョン・ペンバートンも、最初はただの薬剤師で、自分で頭痛薬を調合してお店で売っていた。すると、ある時スタッフがサボって薬を水割りにして飲んでいたところを見つけます。普通なら、何してんねん!って怒ると思いますけど、ペンバートンの場合は「それ美味しいの?」って言って飲んでみるんです。そしたら本当に美味しかった、じゃあ水の代わりにソーダ水入れたらもっと美味しいんじゃないって考えて、コカ・コーラができた。

目の前の課題に集中する

彼らから学ぶべきことは、「目の前の課題に集中する」、ということ。それから、人生に対する明確な目標や夢がなくても、成功できる。そして、目標から逸れたところに偶然の発見があるということです。人生の目標は人生の途中で変わっていくものだから、大事なことは、人それぞれに与えられている環境を利用して、目の前の課題に集中することです。

そして、マックスが最も大切にしていることは、

「試してみることに失敗はない」ということ。

試すというのは、転職したり起業したり、大きな変化を起こすことじゃなくて、とにかくやってみる、ということです。変化するのは難しいけど、試してみることは簡単です。試してみた結果、それがロクでもないアイデアだったとしても、失敗から必ず何かを学びます。だから、試してみることに失敗はないんだと、マックスは言います。

誤解2. 成功者を模倣する

そして、マックスが語る目標に対する2つ目の誤解とは、成功者を模倣することです。
人は失敗したくないから、他人の成功を見て、成功とはどうやって手に入れるものなのか理解しようとします。「彼らは、他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」とマックスは言います。

もちろんそれで成功することもあるけれど、初めから他者との競争に巻き込まれるので、成功する可能性は低い。さらに、革新者と比較して自分に足らないものばかりに目がいってしまうので、劣等感が生まれる。

そして、持っておくべきたった1つの人生目標を教えてくれます。

それは「明日は今日と違う自分になる」こと

すなわち、今日の目標は、明日のマンネリ。

そして、ウォルト・ディズニーから学んだビジネスで成功する秘訣についてこう語ります、それは「物事を見事にやること。それをもう一度見るためなら、お金を払ってもいいと思えるくらい見事に」

このように教えてくれたマックスは、「君が試すことに喜びを感じてくれると嬉しい」と言い残し、物語はここで終わります。

まとめ

それでは最後に、今日のPOINTです。
Point: チャレンジのない日常は、現状維持。明日は今日と違うことにチャレンジして、毎日を楽しみましょう。

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